1983-07-08 第98回国会 衆議院 決算委員会 第9号
○大津留説明員 住宅金融公庫の昭和五十五年度の業務の計画と実績につきまして、御説明申し上げます。 貸付契約予定額は当初、住宅等資金貸し付け三兆十五億二千四百万円、関連公共施設等資金貸し付け八十億円、宅地造成等資金貸し付け二千四百七十八億七千三百万円、財形住宅資金貸し付け七百億円、合計三兆三千二百七十三億九千七百万円でありましたが、その後、資金需要の変動に伴い、貸付契約予定額を、住宅等資金貸し付け三兆十五億二千四百万円
○大津留説明員 住宅金融公庫の昭和五十五年度の業務の計画と実績につきまして、御説明申し上げます。 貸付契約予定額は当初、住宅等資金貸し付け三兆十五億二千四百万円、関連公共施設等資金貸し付け八十億円、宅地造成等資金貸し付け二千四百七十八億七千三百万円、財形住宅資金貸し付け七百億円、合計三兆三千二百七十三億九千七百万円でありましたが、その後、資金需要の変動に伴い、貸付契約予定額を、住宅等資金貸し付け三兆十五億二千四百万円
○大津留説明員 補給金につきましては、大蔵大臣も必要な額全部国が責任を持って補てんするということを国会でもしばしば言っておられますので、この補給金についてはいずれ全額補てんしていただけるもの、この点については疑問は持っていません。ただ、おっしゃるように国の財政が大変窮屈なものですから、繰り延べてくれということで、まことにやむを得ないものということでそういう措置になったわけですが、それが将来だんだんたまっていって
○大津留説明員 申し込みがございまして、設計も見さしていただきますし、それから、申し込みの方のいろいろな資格要件がございますので、そういう要件を満たして、設計も合格したということになりますと、五十六年度におきましては御希望の方々皆さんに御融資を申し上げております。
○大津留説明員 御指摘のように、名古屋地区の特色といたしまして、建て売り住宅が非常に多いですね。これは全国のほかの地区と比べまして際立ってそういう特色がございます。(横山委員「それはどういうわけだね」と呼ぶ)やはりまあ庭付きの家を御希望になるし、名古屋地区は大都市圏のうちではまだまだ土地事情が余裕があるということかと思います。 そこで、そういうふうに名古屋支所はそういう種目について特に多いということがございましても
○大津留説明員 お答え申し上げます。 公庫の事業計画におきまして、個人住宅あるいは賃貸住宅あるいはいまお話しの住宅改良、こういうものにつきまして一応の計面は立てますけれども、需要者の御希望がたとえば個人住宅の方に非常に多くて賃貸に少ない、あるいは逆に住宅改良の方に非常に多く出てきたというような場合は、全体の状況を見ながらできるだけそういう御希望には一〇〇%沿うように実施いたしております。以前におきましては
○大津留説明員 住宅金融公庫の昭和五十三年度の業務の計画と実績につきまして、御説明申し上げます。 貸付契約額は当初、住宅等資金貸し付け二兆四千七百九億九千七百万円、関連公共施設等資金貸し付け百六十五億円、宅地造成等資金貸し付け千九百八十億五千八百万円、財形住宅資金貸し付け四百億円、合計二兆七千二百五十五億五千五百万円を予定いたしましたが、その後、資金需要の変動に伴い、貸付契約額を、住宅等資金貸し付
○大津留説明員 公庫の融資の原資、先生御指摘のとおり財投から借り入れております。財投の金利と貸出金利との金利差並びに貸し付けの手数料あるいは事務費、こういうものは一般会計から補給するといったてまえでずっとやってきております。 ただ、今日のような非常に厳しい財政下におきます、まことにやむを得ない緊急措置としまして、その一部を財投から借りて、その分はこれから将来五カ年にわたって補てんするという約束のもとに
○参考人(大津留温君) ただいまの降矢先生の御質問の趣旨につきましては私も全く同感でございます。これから住宅建設を都市におきましても地方におきましてもそれぞれ進めていかなければならないわけでございますが、やはりその地域、地域の特性に応じた施策が肝心かと思います。したがいまして山形地方のように積雪寒冷地域、これは北陸もそうですが、そういうところにはやっぱりそういう地域に応じた住宅のあり方、また、したがって
○大津留説明員 住宅金融公庫の昭和五十二年度の業務の計画と実績につきまして、御説明申し上げます。 貸付契約額は当初、住宅等資金貸し付け一兆五千六百六億円、関連公共施設等資金貸し付け百四十九億五千万円、宅地造成等資金貸し付け一千八百五十一億五千六百万円、財形住宅資金貸し付け二百億円、合計一兆七千八百七億六百万円を予定いたしましたが、その後、資金需要の変動に伴い、貸付契約額を住宅等資金貸し付け一兆九千六百七十四億二千五百万円
○参考人(大津留温君) おかげさまで私どもの貸し付けしました融資の回収は大変順調でございます。ただし、ここ数年を比較してみますと、数年前に比べますと、ここ一、二年は多少悪くなっております。これはやはり景気とか失業とか、そういうことの反映かと思いますが、全般としては大変成績はよろしゅうございます。
○参考人(大津留温君) 住宅金融公庫の貸し出しの金利は法律で定めておるものもございますが、法律である程度の限度を決めまして、その範囲内では政令で定めるというたてまえをとっております。したがいまして、金利をどうするかというのは内閣の御決定によるわけでございまして、先生お示しのとおり、住定金融公庫自体としてはこれを上げる、下げるという権能はございませんわけで、私どもとしてはなるべく低いことを希望いたしますけれども
○大津留説明員 御指摘のように質の向上を図りますからには、やはり建て売り住宅の価格もそれだけ上がってまいります。したがって、これを購入される方々の負担を軽くするためには、低利融資をできるだけふやすということが必要かと考えております。今後におきましてもできるだけそういう方向で改善を図ってまいりたいという考えでおります。
○大津留説明員 住宅金融公庫の昭和五十一年度の業務の計画と実績につきまして、御説明申し上げます。 貸付計画は当初、住宅等資金貸し付け一兆三千九十一億八千七百万円、関連公共施設等資金貸し付け百三十億円、宅地造成等資金貸し付け一千七百四十三億九千七百万円、合計一兆四千九百六十五億八千四百万円でありましたが、その後、資金需要の変動に伴い、計画を住宅等資金貸し付け一兆三千八百六十九億二千六百万円、関連公共施設等資金貸
○大津留説明員 公庫の関係は、御指摘のように融資という関係で家主さんとつながっておるわけですね。したがって、この融資の関係がなくなると関係はなくなるわけですが、しかし、それじゃおっしゃるように金を返してしまえばどういうことでもやり得かという、それでも因りますから、柴田荘の場合も返済が行われましたけれども、過去の違反については是正してくださいということを厳重に家主には言ってあるのです。 しかし、これはちょっとそれ
○大津留説明員 御指摘のような事態が間々ございますのは大変遺憾でございます。そういう事態が起きました場合には、まず、手続がとってないのは手続をとりなさい、その手続をとったとしました場合の、家賃を超えて取っている、これは速やかに是正をしていただく、それでもなお家主さんの方でそういうことを是正なさらないというような場合には、公庫からお貸ししたお金を即刻全額返していただく、こういう措置をとることにしております
○参考人(大津留温君) 公庫がこういう特約火災保険を採用しておりますのは、債権の保全という観点でございますので、火災そのほか風水害等によります融資建物が消滅したような場合、これを保険金によって債権を保全するということをやっているわけでございます。そこで、そういう趣旨からいたしまして、この保険の担保する範囲ですね、火災だけでなく風水害、雪害あるいは地震、津波というような災害に対しましてどの程度まで担保
○参考人(大津留温君) 住宅金融公庫は、債権の保全策の一つといたしまして特約火災保険を結んでいただくことに債務者の方にお願いしております。五十一年度末におきます契約高でございますが、二百八十五万七千件で契約高は十一兆六千億余になっております。
○大津留説明員 財形住宅融資は五十二年度から始めたわけでございますが、PRの不足もございましたためか、お示しのように実績は上がっておりません。これはPR不足のほかに原因がいろいろ考えられますが、一つは、財形貯蓄そのものがまだ始まって五、六年というところで、貯蓄額が平均で二十四万円と聞いております。したがって、これをもとに住宅資金を借り入れるほどの額に至っていないというところも原因であろうかと思います
○大津留説明員 抵当権の担保になお余裕がある場合がございますね。その状況を見まして、第一抵当がついておるけれどもその担保の範囲が非常に狭い、なお余力があるというところを見まして、それでも公庫の債権保全には差し支えないという場合には第二抵当にするということがございます。
○大津留説明員 公庫は債権保全のために抵当権を設定しておりますが、第一順位の抵当権の設定をお願いしておるわけでございます。それで、普通、金融機関は、公庫がやはりまずお金を貸して、その足らない分を銀行その他に借りに行かれるわけですね。したがって、まず公庫の融資があって、したがって第一抵当がまずついておる、そういう状況を是認されて、そういうものを前提とされてお貸しいただくというので、大体私が承っておるところでは
○参考人(大津留温君) 区部にお住まいの人口です。ですから、人口の割合から言いますと、もっと区部に建ててしかるべきだと思うのです、二〇%の人口がおられますから。それが九・六%ということで確かに区部にお建てになった方は比較的少ない。しかし、市部を見ますと、人口から言うと五五%お住まいの方が、市部には六一・四%お建てになった、そういう傾向が見られます。
○参考人(大津留温君) 利用者の地域別分布を区部、市部、郡部というふうに分けて集計してみたのですが、大都市の区部にお建てになった方は九・六%、それから市部が六一・四%、郡部が二九%でございます。この区部、市部、郡部を人口別で申しますと、区部が二〇・八%……
○参考人(大津留温君) 公庫の利用者を調査いたしました結果、年齢では平均が三十八・四歳ということになっております。収入では、年収が三百九万六千円。大部分がサラリーマンでございます。そういうところから押しますと、公庫を御利用になって持ち家をお建てになる方々は、先ほど建設大臣が申されました住宅を希望する階層、収入別あるいは年齢別から申しまして、大体これにあたっているのじゃないかというふうに考えます。
○大津留説明員 御指摘のように、年々建てかえの数字はふえております。ことに東京のような既成の都市におきましては建てかえの割合がふえております。不正確かもしれませんが、私の記憶では約三〇%のものが建てかえでございますが、大都市におきましてはそれが三八%程度になっております。
○大津留説明員 貸付金を五百万円といたしました場合に、木造現行十八年といたしますと、年の償還額が四十三万八千円余になります。これが償還期限を二十五年に延ばしますと、年の償還額が三十六万八千余円となりまして、約六万円の軽減になります。
○大津留説明員 償還期間を延長いたしますと、当然のことでございますが、月々の償還額がそれだけ少なくなります。したがいまして、公庫の融資を受けて持ち家を建てようとなさる方の負担力が、それだけ収入が少ない方も公庫を利用できるということが大きなねらいでございます。したがいまして、今日住宅建設をして住生活のレベルを上げよう、それと同時に景気振興のてこにしよう、こういうことから負担力を軽減して利用される方の範囲
○大津留説明員 私もこの四十万戸が果たして円滑に消化できるかどうか最も心を砕いておるところでございます。その心配の第一は、おっしゃるように土地の手当てが果たしてうまくいくかどうかということでございます。そこで過去の趨勢なり統計なりからいろいろ分析してみますと、いままで公庫を御利用になった方は、大体半分の方は土地は親からもらったとかあるいは借りて建てる、それで半分の方が新たにお買いになるわけですけれども
○大津留説明員 中古住宅の流通を円滑化するということは、これからの住宅政策上きわめて大事な問題だと思います。したがいまして、五十一年度に中古住宅に対する融資を始めたわけでございますが、なかなかこの実績が上がりません。これはいろいろ条件が厳しい等のこともございますので、やはりこれは逐年改善してまいりたいということで、今度からは三階以上というふうに対象を広げたわけでございますが、これからも逐次改善を加えていきまして
○大津留説明員 住宅金融公庫の昭和年五十年度の業務の計画と実績につきまして、御説明申し上げます。 貸付計画は当初、住宅等資金貸し付け一兆一千百九十二億五千五百万円、関連公共施設等資金貸し付け百八億円、宅地造成等資金貸し付け一千五百七十一億四千五百万円、合計一兆二千八百七十二億円でありましたが、その後、資金需要の変動に伴い、計画を、住宅等資金貸し付け一兆三千七百九十八億四千九百万円、関連公共施設等資金貸
○大津留説明員 住宅金融公庫もいろいろな問題を抱えておりますけれども、ただいま御指摘の土地の用意ができていない者に対してどうするかという問題これは一番大きな問題だと思います。 そこで、これに対しましては土地を買う資金についても融資をしたいというので来年度はその要求をしておりますけれども、しかし、先ほどから御議論がございましたように、どこでもいいから土地を買えばいいというものではございませんで、やはり
○大津留説明員 私、今月一日付をもちまして住宅金融公庫の総裁を拝命しました大津留でございます。よろしくお願いします。 ただいまの御質問でございますが、十万戸の追加に対してこれが順調に消化できるか、その見込みはどうかということでございますが、今月の十七日から受け付けを開始いたしました申し込み状況は、いま途中でございますけれども、順調に申し込みがございまして、恐らく締め切り時におきましては、七万五千戸
○参考人(大津留温君) ただいま御指摘の案件、二件ございます。従来、住宅金融公庫が貸し付けましたマンション融資、あるいはただいまの土地担保賃貸というような貸し付けに際しまして、その建設途中で事業主が倒産したというような例は実はないんです。たまたま五十年度に一件、五十一年度に一件、それもどういうわけか全国で仙台市においてだけ発生したという——偶然でございますが、これはきわめてまれな例でございます。しかし
○参考人(大津留温君) この扱いは、先ほど住宅局長が御説明になりましたように、この国会に当たりまして各党間で申し合わせがされまして、本年度限りということで申し合わせがなされておるように承っておりますので、来年度以降につきましては、そういう措置はいまのところは予定しておりません。
○参考人(大津留温君) ただいま住宅局長が御説明いたしました線に沿いまして、住宅金融公庫としましては、ただいま十月十七日から二十九日まで受け付けのいま最中でございます。これが受け付けを締め切りまして、その中で抽せんを行います。その抽せんに漏れた方々が、来年の一月に予定しております次の申し込みの際にお申し込みがあれば、これらの方々は無抽せんで貸し付けをいたすという扱いにしております。 それから、ただいま